BIGMOTORとジャニーズ

BIGMOTORのロゴとジャニーズのロゴをAIでMIXしたロゴがこれでした。

BIGMOTOR + JOHNNY'S

両者が近似していることは世襲による近親者経営だったことです。

ジャニーズの第三者による調査結果で藤島ジュリー景子社長の辞任などを含めて、「ジャニーズ性加害問題当事者の会」の人たちからも期待以上の結果だったと評価されています。

政府の第三者委員会というと、概ね御用学者によってお手盛りでチャンチャンになることがほとんどだったので、確かに新鮮な印象がありました。

それと、代表として発表していた元検事総長の林眞琴さんはどこかで見た顔だと思ったら、菅内閣において稲田伸夫検事総長を早く退任させて黒川弘務東京高検検事長を検事総長にしようというシナリオを描いたけれど、稲田伸夫検事総長は林眞琴さんを検事総長にしたかったという、内閣官房と検察を巻き込んだごたごたの時に林眞琴さんが映像に登場していた。

その林眞琴さんは、時の上川陽子法務大臣と衝突して名古屋高検検事長に転出させられていた。上川陽子法務大臣といえば純粋な司法判断ではなく、不純な政治判断でオウム真理教の死刑囚16人を、一挙に死刑にしてしまった法務大臣である。

菅内閣では杉田和博官房副長官、北村滋国家安全保障局長らが黒川弘務氏を検事総長にして検察を思うまま、気ままに操縦しようとしていた。

いまだに尾を引いている学術会議で6人の認可を拒否したのも杉田和博官房副長官が菅首相に進言したことであった。その理由とは、故安倍晋三元総理大臣の肝いりで集団的自衛権の閣議決定したことに反対していたという、その思想信条を杉田和博官房副長官が忌避したがゆえのことであった。

話を元に戻すと、その林眞琴氏らが要求しているのは「ジュリー氏は代表取締役社長を辞任すべき」ことと「同族経営の弊害」であった。

「ジャニーズ性加害問題当事者の会」としては、ジュリー氏に「辞め逃げ」させず「ジャニーとメリーの作り上げた莫大な利益と資産を全てを吐き出す」べきであることと、「同じ代表取締役の肩書をもつ白波瀬氏においては触れられていない」ことに不満を示していました。

BIGMOTORも同じ根を持っており、損保ジャパンは協力しようとしているけれど、銀行やローン会社などは距離を置いているので、玄人筋はともかくとして今後の売り上げは期待ができないわけで、前兼重社長親子とか現経営陣が「莫大な利益と資産を全てを吐き出す」ことが必要である。

同族経営とは、所詮、こうしたもので根っこは同じだといえそう。大きなところではジャパネットとかAPA HOTELも、きっと似ている部分が必ずあるような気がする。

大塚家具は大塚久美子社長が退任して1年も経たないのにヤマダホールディングス傘下で黒字化ができている。大きな原因は大塚久美子さんという同族経営者がいなくなることで「風通し」がよくなったことが挙げられる。じつは、それだけのことであった。

創業者一族の顔色を見て忖度しなければ何も決まらない同族経営には、誰が考えても限界がある。偉いのは創業者だけである。徳川も15代も同族経営をしたけれど、結局は大政奉還せざるを得なくなった。その家康をジャニーズタレントが演じている。

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