荘子を考える:逍遥遊《其の01》
荘子の超越とは絶対自由な精神の世界に生きることを目指す。それは我と彼が一つであり、是と否が一つであり、可と不可が一つである世界を真実とすること。それは実在への渾沌であり、実在とは「生きたる渾沌」のこと。生きたる渾沌を愛で […]
「会長に挨拶しなかったからクビね」という記事
平成11(1999)年というから、四半世紀も前のことを、なぜ、いまさら掲載するのかは意図不明ですが、有りそうなことだなと思います。政治家でも、ずいぶん横柄な人だなと感じることも少なくありませんが、とどのつまりは「権力」の […]
「神経」という名称から考えたこと
神経は、前野良沢や杉田玄白らが『解体新書』を翻訳する際、オランダ語「zenuw」の訳として「神気」と「経脈」を合わせて造られた造語だそうです。「神気」は精神を表わし、「経脈」は経路(「経」は動脈、「路」は静脈)のことで、 […]
コロナ後遺症と脳神経の関りについて
「コロナ後遺症の4割が苦しむ『脳の霧』、脳内伝達の破壊が一因か」という記事がNewsweekにありました。「4割」という数字の根拠は不明ですが、一部に後遺症が残るということはニュースになるので、読んでみました。 結論はコ […]
ルイス・カーンという建築家
建築には、ありていにいえば芸術的な建築と、工学的な建築と、その中間の建築があると思うのです。 モニュメント性を付与されている建築物があると思います。あるいは、巨大な空間から人々を畏怖させるような宗教建築物などもあります。 […]
AIによる写真の動画化
何で見つけたか忘れました。おそらくIT系のサイトの記事で見つけたのだと思います。 「MyHeritage」というサイトです。「heritage」というと「遺産」とか「伝承、伝統」というような意味だそうで、このサイトでは「 […]
コミュニケーションを日本語にすると何になるか
福沢諭吉の明治初期に作った言葉で有名なのが「自由、経済、演説、討論、競争、抑圧、健康、楽園、鉄道、文明開化」などになりますが、実は「コミュニケーション」にも造語を充てているようです。 その答えは「人間交際」だそうです。し […]
「枕草子」が描いた世界《其の01》
「枕草子」に触れたことから、「大鏡」の現代訳を読むことになりました。いまは、現代訳の「源氏物語」を読んでますが、自分にとっての総合的な価値は「枕草子」が上だと思っています。 「枕草子」は文学的価値よりも、ドキュメンタリー […]