世相 de お役立ち
宇田川榕菴という蘭学者

榕菴(1798-1846)の養父が宇田川玄真、玄真の養父が宇田川玄随。いずれも津山藩の蘭学者。宇田川榕菴は、植物学や化学を書物にしたとされている。 植物学としては「菩多尼訶経」(ぼたにかきょう)を出版して西洋の植物学を日 […]

続きを読む
世相 de お役立ち
経路依存症(Path Dependence)という言葉

経路依存症(Path Dependence)とは、制度や仕組みが過去の経緯や歴史に縛れる現象のことです。もともとは経済学の世界で用いられるようになった概念で、市場に新しい技術が導入された場合に、必ずしも性能の優れたものが […]

続きを読む
世相 de お役立ち
「セキュリティ・クリアランス」続き

高市大臣がご執心のセキュリティ・クリアランスですが、ポイントは人に与える資格として、その人の適格性を審査しなければならないこととなると、思想信条にまで踏み込まざるを得なくなります。 特定秘密保護法では「適格性(信頼性)審 […]

続きを読む
世相 de お役立ち
3つの体系と国際政治の成り立ち

「国際政治」は「価値の体系」「利益の体系」「力の体系」が絡み合っている複合物だそうです。それは高坂正堯さんの『国際政治 恐怖と希望』(中公新書)に詳しく書かれているというので図書館に予約を入れました。 いまさら国際政治な […]

続きを読む
世相 de お役立ち
105歳でCDを作る

この映像は杵屋響泉さんが104歳の時だそうです。105歳でCDを作ったというので早速買いました。 知らなかったのは自分くらいで、結構有名な人のようですが、初めて知ったワタシは正直、驚きました。彼女は大正3年(1914)の […]

続きを読む
世相 de お役立ち
毎年当たり年の「ボージョレ・ヌーボー」

毎年、ボージョレ・ヌーボーの時期がくるとお祭りになる。 そして毎年「当たり年」になる。 毎年、当たり年なら、特段、それを「当たり年」と言わずに、おいしくない年だけ「外れ年」にすればよさそうなもの。つまりは、単なる商業的キ […]

続きを読む
世相 de お役立ち
芥川龍之介のショート・ショート

修身 道徳の与える損害は完全なる良心の麻痺であるみだりに道徳に屈するものは臆病者か怠けものである我々を支配する道徳は我々に何の恩恵をもたらしてはいない強者は道徳を蹂躙する道徳は古着である良心は道徳を作るかもしれないが、道 […]

続きを読む
世相 de お役立ち
改革開放の本質

腐敗した国家権力を軸とし権力と金銭の取引を潤滑油とし底なしの欲望を心理的動機とし 数千万の腐敗官僚と国際資本が悪魔のような同盟関係を結び互いに利益を移転する国際的背景があった 江沢民時代の高官貴族に頼る市場経済は行き詰ま […]

続きを読む
世相 de お役立ち
「エタ源流考」を青空文庫で読んでみた

図書館から「橋のない川」を借りてきました。本は7巻まである大作です。全編に「エタ」が書かれていますが、「エタ」が差別されていることは分かったのですが、そもそも「エタ」とは何か? かくも凄惨な差別を受けなければならな理由は […]

続きを読む
世相 de お役立ち
「神経」という名称から考えたこと

神経は、前野良沢や杉田玄白らが『解体新書』を翻訳する際、オランダ語「zenuw」の訳として「神気」と「経脈」を合わせて造られた造語だそうです。「神気」は精神を表わし、「経脈」は経路(「経」は動脈、「路」は静脈)のことで、 […]

続きを読む