105歳でCDを作る
この映像は杵屋響泉さんが104歳の時だそうです。105歳でCDを作ったというので早速買いました。 知らなかったのは自分くらいで、結構有名な人のようですが、初めて知ったワタシは正直、驚きました。彼女は大正3年(1914)の […]
藤原定子への鎮魂の書「枕草子」
山本淳子さんという方が書いた「枕草子のたくらみ」という本を読みました。山本さんは京都学園大学の教授だそうです。 「枕草子」というと、高校時代の地獄の「古文」で、「春はあけぼの...」などと習いましたが、書店で、この「枕草 […]
「三行で撃つ」を読んで
著者は「近藤廉太郎」さんという人で朝日新聞の記者をしていたとのこと。 いまは、九州で鉄砲撃ちと百姓をしながらライティングもし、文章塾もやっているという自称「多忙・多才」な人のようです。 「自分独自の感性で世界を切り取れ」 […]
「わかりやすい文章」とは
坪井忠二さんという方がいて「わかりやすい文章」という随想を書かれている。坪井忠二さんは明治35年生まれで東京大学の名誉教授。東京帝国大学物理学科で寺田寅彦に師事している。 その坪井さんが共通一次試験の問題を見て「実に情け […]
運命の分かれ道《オー・ヘンリーの場合》
イヴォンヌとケンカしたダヴィドは村を出てパリを目指した。 左の道 15キロほど歩くとT字路となりダヴィドは迷った後、左へ行くことにした。 30分ほど歩くとぬかるみにはまって難儀している馬車が見えたので手伝ってやったら紳士 […]
弥生から明治までの生活痕跡が残る遺構発見
先日書いた「エタの源流」に登場していた「佐比里(さいのさと)」すなわち「賽の河原」から7キロほど南西に川を下ると宇治川と木津川が合流して、淀川になります。 桓武天皇が奈良から出てきて作ろうとした都が「長岡京」になりますが […]
「徒然草」の108段
寸陰惜しむ人なし。これ、よく知れるか、愚かなるか。愚かにして怠る人のために言はば、一銭軽しと言へども、これを重ぬれば、貧しき人を富める人となす。されば、商人の、一銭を惜しむ心、切なり。刹那覚えずといへども、これを運びて止 […]